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井内 顯策   - Kensaku Iuchi -

井内 顯策

私は、約32年間検事をし、東京地検特捜部の副部長や特捜部長、さらには最高検察庁の刑事部長として、大臣や国会議員・公務員らの贈収賄事件・政治資金規正法違反事件や、各種企業の特別背任事件・粉飾決算事件・インサイダー取引事件・損失補填事件・株主権行使に関する利益供与事件・独禁法違反事件・税法違反事件などの捜査を長年してきましたので、いわゆる特捜事件を中心とした刑事事件の経験は豊富だと考えています。また、検事退官後は約9年間公証人をし、遺言や相続、離婚を含む親族関係の各契約、賃貸借・消費貸借・債務弁済・任意後見・死後事務委任等の各種契約に関する公正証書の作成や各種法人の定款の認証・外国向私文書の認証あるいは貸金庫の移設に関する事実実験公正証書の作成などの公証業務をして実務経験を積むとともに、日本公証人連合会の理事長や東京公証人会の会長として、紛争の発生を予め避けるための予防司法の方策等について研究してきました。さらに、法科大学院の教授として、学生の指導もしてきました。

略歴

昭和53年4月 司法修習終了(司法修習30期)、東京地検検事
平成10年4月 東京地検刑事部副部長
平成11年4月 東京地検特別捜査部副部長
平成13年7月 法務省法務総合研究所研修第二部長
平成15年7月 東京地検交通部長
平成15年12月 東京地検特別捜査部長
平成17年12月 佐賀地検検事正
平成20年7月 最高検刑事部長
平成21年1月 横浜地検検事正
平成22年4月 検事退官
平成22年4月 中央大学法科大学院客員教授
平成22年5月 公証人(八重洲公証役場)
平成27年5月 日本公証人連合会理事長
平成28年4月 東京公証人会会長
平成31年4月 公証人退職
令和元年5月 弁護士登録(東京弁護士会)
令和2年3月  中央大学法科大学院客員教授退職

著書・論文等

「シリーズ捜査実務全書3・知能犯罪」東京法令出版 共著
「捜査官のための実践捜査手続法」東京法令出版 編著
「供述調書作成の実務・特別法」 株式会社実務法規 共著
「取調べ(自白)の有用性・必要性と刑事政策的意義・心理学的観点」中央ロージャーナル 中央大学
「犯罪被害者問題に改めて想う」 研修 法務総合研究所
「愚直な検事魂―思い出の事件等とその真実」 株式会社人間社 


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